2008年 10月 20日
The Core (ザ・コア) - 最終日公演 |
The Core (ザ・コア)の日本最終公演が昨夜、「楽屋」にて行われた。
前日同様、最初から飛ばすこのカルテットは、本当に疲れを知らない。最後のマッコィ・ターナーのカヴァー曲までまたまた全力疾走となった。ドラムのEspenが叩くシンバルとバスドラがこのバンドの重要な骨格だとすれば、ダブル・ベースは腱や太い筋肉だ。この二人のタグが強靭でぐいぐいと引っ張っていく。
photo- 前沢春美 10/18
全員がトロンハイム音楽院の出身とあって、絡みもユニゾンも、ソロもバックも自由自在でありながら隙がない。Espen や Steiner 入学時は 10名ほどしか入学できないという選び抜かれた人材を、自由なカリキュラム(ほとんど「授業らしい授業はない」と言っていたが)とフレキシブルな教授陣(これも「先生というよりガイド」だということだ)が自己啓発に向けて環境を整える。「Gary Peacock にも習」い、音楽生一人一人に国から資金が供給されるという恵まれた内容だが、トロンハイムという小さな街でこそ可能となるミュージシャンや音楽関係者の密な情報交換やミュージシャン同士の切磋琢磨も重要な要素だ。
現在、世界の先端を行くノルウェーのジャズ・シーンはなるべくしてそうなっているのだ。
前日同様、最初から飛ばすこのカルテットは、本当に疲れを知らない。最後のマッコィ・ターナーのカヴァー曲までまたまた全力疾走となった。ドラムのEspenが叩くシンバルとバスドラがこのバンドの重要な骨格だとすれば、ダブル・ベースは腱や太い筋肉だ。この二人のタグが強靭でぐいぐいと引っ張っていく。

全員がトロンハイム音楽院の出身とあって、絡みもユニゾンも、ソロもバックも自由自在でありながら隙がない。Espen や Steiner 入学時は 10名ほどしか入学できないという選び抜かれた人材を、自由なカリキュラム(ほとんど「授業らしい授業はない」と言っていたが)とフレキシブルな教授陣(これも「先生というよりガイド」だということだ)が自己啓発に向けて環境を整える。「Gary Peacock にも習」い、音楽生一人一人に国から資金が供給されるという恵まれた内容だが、トロンハイムという小さな街でこそ可能となるミュージシャンや音楽関係者の密な情報交換やミュージシャン同士の切磋琢磨も重要な要素だ。
現在、世界の先端を行くノルウェーのジャズ・シーンはなるべくしてそうなっているのだ。
by invs
| 2008-10-20 17:21
| The Core